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授業概要

基礎科目

文章表現

学生時代及び社会生活において、小論文やレポート、報告、伝達、記録など、自分の考えや、伝えるべき事柄を的確な文章によって表現することが求められる。また、相互のコミュニケーションを取る上で、音声言語による表現力は必要不可欠な能力と言える。授業では、基本的な日本語の表現技術、伝える力を身に付けることを目的とし、実践的な練習を通して、文の構造、分かりやすく明快な文章を書く技術、敬語表現、ビジネス文書、手紙の書き方、更に、日本語音声の特徴を踏まえた相手に理解される話し方を学ぶ。

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心理学の世界

①現代社会に生きるため、自分や周りの人間の理解と関係の維持、又は、専門分野の仕事に心理学の知識が参考になると考える。本講義は人間の心と行動を理解しようとして、欧米で発達し展開されてきた学問を紹介することが主の目的である。
②講義は具体的に3つの内容で構成される。(1)心理学の概念・用語(2)心理学の方法(3)心理学者(人と主な概念)を中心にし、授業を聴きながらこれらについてノートを取ることが学修にとって重要である。

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生活と法律

憲法とは国家権力の濫用を抑制し、国民の権利・自由を守る国家の基本法である。日本国憲法では、自由権・平等権などの人権規定を定めて、国民に当然保障されるべき権利・自由を高らかに宣言するとともに、それを脅かす国家権力の濫用が行われないような統治機構の仕組みについて規定している。
本講義では、主に国民に保障されている自由権・平等権・社会権などの人権規定につき概説する。その際、実際に憲法違反を争って裁判となった事例・憲法が日常生活に関係する事例などを挙げて、その問題点を学生自身が探求することで、憲法の理念とその重要性につき理解を深めることを目的とする。
また、憲法以外にも、生活を送る上で必要となる法的知識について、具体的事例をあげて紹介・解説を行う。

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国際文化

国際文化とは、世界の国々に目を向け、その国の歴史、自然、経済、教育等について学びながら、各国の現在の状況を把握し、それを根底として成り立つ文化を理解することである。
本講義では、ビデオやスライド、外国人講師による授業も含めながら、各国の文化を肌で感じられる講義を通して理解を深める。

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ボランティア活動

ボランティアとは、自発的に(自発性・主体性の原則)、他者や社会のために(社会性・連帯性の原則)金銭的な利益を第一に求めない(無給性・無償性の原則)活動のことである。
本講義では、ボランティア活動の意義、心構え、社会的役割などの基礎知識を学び、実践活動に取り組み、スキルや知識の獲得をめざす。実際に活動を行うことで、単に他者を助けるといった奉仕的な面だけではなく、自己を向上させる大きな意義を見い出すことを目的とする。

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食科学の基礎

人間の健康維持と増進には、人体そのものの構成物質やその担い手である食ならびに食生活の科学的・総合的な考察が必要不可欠である。
本講座では、授業を数学分野と化学分野に分け、数学分野では、栄養士として必要とされる数学の基本的知識を理解するとともに、数学的な表現、処理方法を学修し、物事を数理的に考察する力を修得する。
化学分野では、高等学校までに学修した化学の内容を復習し、更に関連する専門科目を理解する上で基礎となる知識、併せて科学的な物事の捉え方と問題解決に必要な考え方を身に付ける。

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食科学の応用

栄養士に必要な基礎知識を再度整理して確認するとともに、豊かな教養を身に付け、幅広く深い知識の修得を目的とする。

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情報処理

現代社会に於いて、コンピューターはあらゆる場面で使われており、もはや必要不可欠な社会基盤である。
この授業では、パーソナルコンピューターを利用した情報収集やオフィスツールの操作方法を的確に学び、完成度の高い資料作成ができるテクニックと情報セキュリティなどを含めた幅広い知識を修得し、社会に出てからも活用できる実践的なスキルを身に付けることを目指す。

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芸術鑑賞・教養講座 I

美術や音楽などの芸術を鑑賞し知性や感性を磨く。また、社会で求められるマナーや知識を身に付け、女性としての常識や教養を高める。

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芸術鑑賞・教養講座 II

美術や音楽などの芸術を鑑賞し知性や感性を磨く。また、社会で求められるマナーや知識を身に付け、女性としての常識や教養を高める。

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英語 I

Simple conversation and communication skills(speaking, listening, reading and writing)will be developed through English topics related to food and health. Quizzes will be given regularly.
ユネスコ無形文化遺産にも登録され、ますます人気が高まる「和食」。「だし汁」「味噌汁」「お寿司」など、和食の基本、マナーなどを題材に、楽しみながら英語でのコミュニケーション基礎能力を養う。
ガイドラインとして「外国人に英語で和食のレシピを伝えること」を念頭におきながら進める。付帯的効果としては、自国の食文化への理解を深めること、海外旅行、留学、ホームステイなどの機会に英語でのコミュニケーションが楽しめること、などが期待できる。

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英語 I

Simple conversation and communication skills(speaking, listening, reading and writing)will be developed through English topics related to food and health. Quizzes will be given regularly.
和食が無形文化遺産に登録され、食文化、和食の調理法など英語で紹介する機会も増えることと思い、授業では"食"に関するトピックを取り上げ英語で授業を進めていく。定期的に小テストも行う。

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フランス語 I

フランス語で日常生活のコミュニケーションを取るための基本を学ぶ。

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英語 II

Simple conversation and communication skills(speaking, listening, reading and writing)Will be developed in class by acting out skits. Quizzes will be given regularly.
(様々な役割を英語で演じながらコミュニケーション能力を向上させる。毎回の授業で小テストを行う。)

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フランス語 II

フランス語で日常生活のコミュニケーションを取るための基本を学ぶ。

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英語 III

Simple conversation and communication skills(speaking, listening, reading and writing)will be developed in a group environment using practical travel situations. Quizzes will be given regularly.
(英語I、IIで学んだ文法表現をおさらいし、旅行英会話に挑戦する。)
(定期的に小テストを行う。)

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体育理論

生涯にわたり心身ともに健康な体であるための基本的な知識の理解を深めるとともに、生活習慣の見直しができるようにすることで、自らの健康を管理するだけでなく、より健康的なライフスタイルを確立できる能力を養う。また、女性の体のしくみや、心と体の関連性について学び、健康づくりの一助となることを目的とする。

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体育実技

1 心身共に健康であるためには、運動やスポーツを主体的に行うことが不可欠の要件であることから、各種の運動種目を通じて、自らが体を動かす楽しさを味わい、生涯にわたって運動の習慣を身に付ける。また、自己の体力向上に効果的な運動を行うとともに自分に合ったスポーツライフを実現できる。
2 ゲーム形式を通じて仲間と協力し、体を動かす楽しさを共有することで交流を深め、コミュニケーションを図る。

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キャリア教育

本演習では、社会人に必要な基礎力やマナーを身に付け、社会人としての資質を磨くことを目的とする。
また「職業キャリア」にとどまらず、個人の環境や状況、人生の節目や転機に応じて柔軟に、他者・社会との関わりのなかで、自分の人生を主体的に創造していける力を身につけ、キャリア教育本来の目標でもある「人間力」や「生きる力」の育成を目指す。

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専門科目

公衆衛生学

少子、高齢化社会に対応する栄養士のための疫学、健康の指標、感染症、生活環境、医療制度、生活習慣病、母子保健及び健康教育の考え方と関連する法律等を修得させる。

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社会福祉概論

少子高齢化や経済不安により社会福祉に対する需要が増加する一方で、近年の法制度の変革に伴い福祉サービスは複雑化、多様化している。そもそも社会福祉とは何か、意義や内容を学ぶことでそれが人々の(私たちの)生活にどう関係しているかを理解する。

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解剖学

食物と栄養は、ヒトの生命や体と極めて密接な関係にあることから、食物と栄養を学ぶ者は必然的に人体についても学ばなければならない。解剖学は医学、生物学の中で最も基礎的な学問で、「人体とは何か」を知るために、人体の形態と構造について学ぶ学問である。
本科目では、医学解剖学で学ぶ膨大な内容の中から、食物と栄養を専門とする栄養士が知っておく必要があると思われる基本的な内容について講義を行う。人体はその構成の最小単位である細胞を基にして組織→器官(臓器)→器官系のそれぞれの集合体で成り立っている。食物、栄養と人体を構成するそれぞれの単位との関連性を視野に入れた解剖学を学修する。

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生理学

生理学では、人体で営まれる様々な生命現象において、人体を構成している細胞、組織及び器官(臓器)が、それぞれどのような役割と機能(働き)を持っているかについて学び、生命現象を理解することを目標とする。
生理学は、細胞、組織及び器官の形態と構造を学ぶ解剖学とは、ちょうど車の両輪のように密接な関係にあるので常に解剖学と関連させることで、理解を高めることができる。

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解剖生理学実習

解剖学、生理学で学ぶ内容は、観察や実験に基づいて得られたものである。そのため、観察と実験を基本とする実習を行うことによって、教科書の記述や講義の内容がよく理解できることになる。
実習によって、教科書だけでは学べない内容を知り、確かめることができる。実習を行う意義を理解し、実習を通して事実の観察と確認を行い、正確な人体の形態・構造と生理的機能について理解を深めることが大切である。

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生化学

① 生体に関連する多種多様な物質(タンパク質、核酸、脂質、糖質等)の化学の基礎を理解させる。
② これら多様な物質の生体内における代謝と役割(エネルギー代謝、遺伝、タンパク質合成等)について理解させる。

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生化学実験

目的
生化学の講義で学んだ生体の構成、代謝のしくみについて、実験を通じてさらに理解を深め、理論と技術を修得させる。
授業概要
①生体試料の基本的な取り扱い方および分析方法について教授する。
②生体物質の定性および定量分析、酵素活性の測定方法について教授する。

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運動生理学

われわれの健康は栄養、運動、休養の適切なバランスの上に成り立っており、生活習慣病、運動器疾患などの疾病予防には日常生活における運動の重要性が指摘されている。これらを背景として将来栄養士として幅広い分野において活用できる身体運動の生理学的基礎と、健康および体力の維持・増進をもたらす適切な運動の実施法や運動処方について学ぶ。

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食品学総論

目的
食品の基礎知識として、人間とのかかわりや機能について修得させる。
授業概要
食品の体系的な理解のため、健康や環境などとのかかわり、食品の種類・分類について教授する。
食品成分の化学的性質や働き、所在などについて教授する。

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食品学各論

目的
食品にかかわる応用知識として、食品毎の特性や成分について修得させる。
授業概要
食品を生物起源によって分類し、種類、特性ならびに栄養・機能性成分について教授する。
食品の調理・加工・貯蔵適性及び成分変化について教授する。

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食品衛生学

食中毒等の食品による健康被害や食品の変質・保存等に関する化学、物理学、微生物学等についての知識を修得するとともに、表示の規則等食品衛生法等の法規、行政の仕組みを理解することにより、将来、給食施設等の食に関する業務に就くための基本的考え方を身に付ける。

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食品衛生学実験

目的
食品の衛生検査と品質検査について、理論と技術を身に付ける。
授業概要
食品の安全性と健全性確保に必要とされる、衛生検査と品質検査の理論と手法について教授する。

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食品学実験 I

目的
食品の栄養成分に関する知識ならびに基礎的な分析手法を修得させる。
授業概要
実験の基本的な心得と知識、操作法について教授する。
身近な食品を実験材料とし、栄養成分に関する知識ならびに基礎的な分析手法について教授する。

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食品学実験 II

目的
食品の成分分析について、理論と技術を修得させる。
授業概要
① 食品の―般成分、ビタミン、塩分の分析における理論と手法について教授する。
② 遺伝子組み換え食品に関する知識ならびに分析手法について教授する。

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栄養学総論

栄養・栄養素の基礎を学び、健康の維持・増進、疾病予防・治療における栄養的役割を理解する。栄養素・エネルギー代謝の生理的意義を学修することにより、食生活・栄養ケアマネジメントを担う栄養士に必要な専門知識を身に付けることを目的とする。

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栄養学各論

栄養士の業務は、喫食者の心身の状況を把握し、個々人の健康の維持・増進に寄与するために、食生活全般にかかわっていかなければならない。人間が誕生し成長・加齢して行く過程、すなわち「妊娠期・小児期・成人期・高齢期」それぞれのライフステージにおける心身の状況や栄養管理の特性を理解し、生涯を通した適切な食生活を実践するための基礎を学修することを目的とする。

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栄養学実習

私たちが毎日の生活を健康に営む上で栄養素の摂取は不可欠である。ヒトの一生にかかわる栄養素の過不足やアンバランスが、いろいろな疾病を引き起こす誘因ともなっている。本科目では、それぞれのライフステージに適した栄養素摂取と望ましい食習慣を総合的にとらえ、対象者の健康の維持増進及び疾病予防を目指すための基本的な知識と実践力を養うことを目的とする。
各ライフステージにおける身体状況の特性や望ましい栄養摂取方法について理解し、献立作成基準に沿った献立作成と調理実習を行う。学生献立実習では、栄養士役となる学生が、自身の作成した献立について調理指導を行い、調理実習、献立の評価・検討、検食を行うことによって栄養士として必要な知識と実践力の定着を図る。

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小児・福祉調理実習

食欲は人間の本能的な欲求行為であり、人間が生きて行くために必要なものである。小児期は形態的な発育と共に、機能的な発達が見られ、人間形成の基礎確立の時期である。また、基本的生活習慣の自立を目指す時でもあり、この時期における栄養の適否、更に、その成長を支援する知識や技術も重要となる。また、高齢者やハンディキャップを持つ方にとっても、食生活はその生命や快適な生活を維持する上で、最も基本的なものである。
人にとって食は、単に空腹を満たし生命を維持するためだけのものではなく、人間としての基本的食習慣形成の場であると同時に、楽しみや満足感を与えるものであり、介護を必要とする高齢者にとっても同様である。授業では、それぞれの特徴に応じた食についての知識、技術を実習を通して学ぶ。

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臨床栄養学

日常の栄養素摂取の過剰、偏重、欠乏など食生活の乱れにより生じた疾病や代謝異常等について、疾患別に、生理的に健康な状態と比較しながら、その病態、合併症の予防や疾病の治療法を栄養学の面から明らかにする。
更に、食事療法の意義や方法、効果について修得し、栄養士として治療の組み立て方や食事指導をする際に必要となる臨床栄養学の応用力を養成する。治療食の基本方針、食事摂取基準・食品構成、食生活指導・栄養指導、面接指導における心理的要因なども加味して、栄養学の新しい成果を取り入れた実際的な学修をする。

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臨床栄養学実習

臨床栄養学の知識を基に、疾病の予防や治療の一環である食事療法について、目的や適応症、食事療法の考え方を理解し、病態及び身体状況に合わせた献立作成と調理実習を行う。
学生献立実習では、栄養士役となる学生が、自身の作成した献立について調理指導を行い、調理実習、献立の評価・検討、検食を行うことで、栄養士として必要な臨床調理の基礎を学ぶ。

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健康管理概論

時代がどのように変わろうとも、人間が絶えず求めているものは心身共に健康で過ごすことである。このことから「健康」とは幸福の源であり、日常生活の基本的条件といえる。
「人生八十年」、長寿大国になった今、どれだけの人間が完全な健康状態で生活を送っているかを考えさせたい。その上で、健康の概念、健康の現状、健康増進施策、健康管理の実際など、広範囲におよぶ健康のあるべき姿を理解させたい。更に、将来、健康管理者として実践しなければならない立場から、健康の自己管理、生涯を通しての健康作りが大切であること、日々の生活の中でのちょっとした工夫や実践が役に立つことを学ばせたい。

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栄養指導論 I

豊かな感性をもって、食の専門職として正しい知識を修得し、それを指導に用いる手段を学ぶ。
対象となる個人及び集団の問題を発見し、改善に向けて指導し得る基礎知識を学ぶ。
まずは自身の生活習慣・食習慣を振り返り、日頃の健康管理を行えるようになることから、食に対する意識の向上総合的な学習意欲の向上を促す。

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栄養指導論 II

① 栄養指導の技術、手法を学び、科学的根拠を持って食生活をマネジメントする手段を知る。
② ライフステージに合わせた栄養を学び、年代別に合わせた栄養指導を知る。
③ 病態別の栄養を学び、食事療法の正しい知識を身に付ける。
ライフステージ別の栄養指導に求められる基礎知識の構築、実践につなげる要点を学ぶ。

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栄養指導実習

現代社会においては、食行動の多様化や食環境の変化などから、健康上のさまざまな問題点があり、食生活改善の意義や必要性について認識しなければならない。栄養教育を行うためには、個人の食生活の実態や社会情勢などを踏まえ、対象者・目的に応じた教育方法を理解し、技術を修得することが必要である。本科目では、栄養指導論Iで学んだ栄養教育の理論と技術について演習を行い、栄養計算ソフト演習等から、実践的に栄養指導技術を修得することを目的とする。

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公衆栄養学

公衆栄養学は、人々の健康の保持・増進・QOLの向上を目的としている。そのために、集団の健康・栄養問題を把握し、適切な公衆栄養プログラムをマネジメントする概念と理論を理解し、さらに、日本及び諸外国の健康・栄養食料問題の現状と課題について学ぶとともに、公衆栄養活動を展開、実践できる知識と能力をもつことを目標とする。

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調理学

調理を体系的に理解し、実践に向かい、より、高度な応用力を身に付けるために、基本的な調理操作、それぞれの食品の調理による現象を科学的に究明し、調理技術の向上のための調理理論を把握し、更に調理の文化的地理的背景と特徴を知り、豊かな食生活の実践に役立つ知識を修得する。

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調理学実習 I

健康維持し、豊かな食生活に欠くことのできない調理を科学的な視点から捉え、その実態を理解すると共に、食材の選択、扱い方、調味、盛り付けについて総合して学修する。
調理操作の基本的技術と基礎知識を実習を通して修得させることを目的とする。

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調理学実習 II

調理学実習Iで修得した調理操作の基本技術の応用と、日本料理、西洋料理、中国料理に併せ、季節の行事食の知識と技術について修得させる。
食材の特性や栄養を生かした調理法を学び、効率よく調理するための手順を考え、調理器具の正しい使用法など基本的な調理操作の習熟を図り、栄養学実習や臨床栄養学実習などの実習に応用できる調理技術と実践力を身に付ける。

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給食経営論

栄養士の専門業務である、特定給食施設における給食業務について、計画に必要な基礎知識及び給食運営に必要な基礎知識及び調理現場での管理の実際を学び、望ましい給食やサービスのあり方を修得することを目的とする。
集団給食の概要を理解し、栄養管理、食品管理、衛生管理、調理管理及び作業管理などの目的と方法を理解し、給食現場における望ましい給食管理のあり方を修得する。また、給食運営の中心的役割を果たす献立作成の方法も学ぶ。

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給食実務論

集団給食の運営にかかわる、栄養管理、衛生管理、作業管理などについて、基本的知識を学び、給食業務に必要な実務を理解する。
また、そのことにより、給食現場における実務を修得し、今後の学内および校外実習に活かすことを目的とする。

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給食実習 I

集団給食はそれぞれの給食施設において、その設置目的と対象者の実情に沿って計画的、継続的に提供する食事である。給食実習Iでは、給食実習室を使用して、給食の手順、方法など給食管理の全般にわたり、学生自らが自主的に計画を立て、分担の作業を果たしながら協力と責任の重要性を体験しつつ、大量調理に必要な知識、技術を体系的に学修する。

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給食実習 II

学内の集団給食施設の現場において、今まで学んできた知識を活かし、給食業務に必要な食事計画・調理を含めた給食サービスに関する技術を修得することで、実践力を培い、栄養士としての主体的な自覚を持つ。

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給食実習 III

本科目は事前指導・学外実習・事後指導で構成される。特定給食施設の意義とその設置目的、内容、運営形態について理解し、給食業務を行うために各給食施設の食事形態や対象者の身体的特徴、食生活について理解を深め、必要な食事計画や調理を含めた給食提供などについて、学外実習という実践の場を通して、栄養士として必要な知識と技術を修得する。

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給食実習 IV

本科目は事前指導、学外実習、事後指導で構成される。
事前指導においては、各実習先の概要について理解し、施設利用者に適応した食事計画・求職サービスなどの事前研究を行う。
学外実習では、それぞれの施設における給食実務の概要、理論、実態を実践活動の場における体験を通して把握する。課題発見、問題解決への取り組みなどから、専門的知識および技術の統合を図り、栄養士の専門領域で活躍できる幅広い応用力、実践力を身に付けることを目的とする。
事後指導では、各実習先の実習概要についてまとめ報告する。

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学校栄養指導

栄養教諭は、学校において給食管理と食に関する指導を行う教育に関する資質と栄養に関する専門性を併せ持つ教員である。
本講は、学校給食の教育的意義と役割り、学校組織と栄養教諭の位置付けなどを理解した上で学校給食を活用した食に関する指導・他の教員との連携協力による食に関する領域や内容に関する指導などを行うために食育に関する様々な知識・技能を修得する。

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教職概論

① 学校教育において、教員の果たすべき役割について学ぶ。
② 教職の意義、職務内容について学ぶ。
③ 教員に求められる資質・能力について学ぶ。
④ 教育に関する法律や規則について学ぶ。
⑤ 実際の学校現場を想定し、教職の魅力や面白さを理解する。

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教育原理

① 教育の基本とその意義を学ぶ。
② 教育が社会で必要な理由について学ぶ。
③ 教育が人間の成長と発達に果たす役割を学ぶ。
④ 教育は目的や場面に応じ多様であることを学ぶ。
⑤ 教育は歴史や社会の変化の中で変容することを学ぶ。

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教育心理学

教育に携わる者は、人間の発達や学習過程についての心理学的知識を持つことが求められる。これらの知識は、目の前にいる子どもたちを適切に理解するための道具となり、日々の教育の実践に広がりをもたらすといえる。
この授業では、教育実践に関わる心理学的知識の修得を目指す。とりわけ、学びのプロセス、生涯発達の過程、困難を抱える子どもたち(不登校、非行、発達障がい)などを取り上げ、子どもを深く理解する視点と、教育現場での問題に対処する能力を育てる。

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教育課程論・道徳教育

① 教育課程編成の意義と領域ごとの目標および内容について学ぶ。
② 学習指導要領の趣旨に沿った教育課程の編成について学ぶ。
③ 道徳教育の意義と実際の進め方について学ぶ。

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メディア教育論

現代社会に於いて、コンピューターはあらゆる場面で使われており、もはや必要不可欠な社会基盤である。
この授業では、聴講者が興味を持つようなマルチメディアの表現や技術、そして「人に分かり易く伝えるにはどうしたらよいか」の技術を修得することを目標としている。
そのためには、多様なメディアからの情報をそのまま羅列してまとめるのではなく、栄養教育に必要な確かな情報を収集・整理・考察を行う力を養うことと、メディアと学習・教育の関連性について理解を深める。

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生徒指導論・教育相談

① 生徒指導と教育相談についてよく理解し、児童生徒の人格形成について学ぶ。
② 児童生徒の変化を感知し、児童生徒が抱える課題の発見と解決について学ぶ。
③ 児童生徒との共感的人間関係の構築、児童生徒の自己受容を促す方法を学ぶ。
④ 児童生徒が抱える課題を解決に導くために関係機関と連携する方策を学ぶ。
⑤ 課題や問題の発生を事前に察知し、未然に防ぐ方策を学ぶ。

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教職実践演習

教職の意義や栄養教諭の役割を理解し、「食に関する研究授業」の反省など実習を通して学んだ「教育に関する資質」と「栄養に関する専門性」を備えた栄養教諭として食教育をしていくためには、児童・生徒・地域との連携は、どうあるべきかを修得する。

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栄養教育実習

栄養教諭は、教育に関する資質と栄養に関する専門性を併せ持ち、次代の担い手である児童生徒に対し、望ましい食習慣を身に付けるために必要とされる専門領域の指導を行う教員である。
本講は、栄養教育の基礎的な知識と応用力を身に付けた上で、学外実習(小学校での実習)1単位と事前・事後指導1単位で構成される。
事前指導として、栄養教諭としての使命、職務内容を把握させた上で、「栄養教育実習」の意義、目的、心構えを自覚させ、指導案の作成方法、研究授業の進め方、評価の方法、実習ノートや報告書の作成方法などについて演習形式で総合的に修得させる。事後指導として、実習反省会を通し問題点を整理・今後の課題を明確化させる。

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調理科学演習

元来調理技術は、コツや勘、感覚など先人が長年に渡り培ってきた経験を伝承し、受け継がれてきたものである。また食材に適した調理は、その特性を最大限に引き出し、嗜好を満足させ、健康の維持・増進にもつながる。本科目では、科学的な裏付けによる食品の調理特性について、講義・実習を通して体系的に学修する。

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フードコーディネート論

現在、多くの生活情報が氾濫しているなかで、食生活においては、消費者の安全志向、健康志向、簡便性志向、食の質向上志向が高まり、おいしく調理できる食物、快適な食卓の整え方など、食生活情報の提供と情報の正しい選択が強く求められている。
このような現状を背景として、本論では、食の分野の専門職を目指し、食物自体の栄養やおいしさだけでなく、食べる人の体調やその食物に対する心情、食べる環境などがかかわる総合的な場面を構築するため、食物のおいしさについての基礎的な知識を修得し、メニュープランニングやサービスマナーなどを含め、食全体にわたる実践的知識を身に付ける。

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