2017年7月30日（土）、保育科リカレント教育が本学8階801教室にて行われました。

今年度のリカレント教育は『子どものアレルギー』と題し、札幌市立信濃小学校　栄養教諭　林原　久美先生をお招きしての講演会を行いました。講演会では、現在食物アレルギーを持つ児童の数が少しずつではあるものの増加傾向にあることや、学校給食における食物アレルギー対応についてなど大変貴重なお話をしていただきました。また、現場での対応についても、子ども達に関わる教員・職員は命を守る為に、常に情報を共有し、アレルギーに対して正しい知識と対応を身に付けていくことが大切であることを改めて考えさせられる講演でもありました。講演中は、話の内容にうなずきながらお話しに聞き入ったり、メモを取ったりしながら真剣なまなざしで受講される卒業生が多く、大変学びの多い充実した講演会となりました。情報交換会では、講演に引き続き、林原先生にもご参加いただき現場での事例についてお話しいただいたり、現在担任を持っている卒業生からは、子ども達が食に興味をもって楽しく食事ができるようになるにはどうしたら良いのかという質問をうけ教員や、卒業生同士で意見交換をしたりという場面もみられました。終了後には、みなさん晴れやかな笑顔と共に、「今日聞いたことを実践してみます！」など充実した表情を浮かべそれぞれの帰路につかれました。これからもリカレント教育を普段悩んでいることを相談する場として、母校を訪れるきっかけとしてなど幅広く活用していただければと思います。また来年度リカレント教育を開催いたします。その頃には、認定こども園の施設も完成していることと思いますので、是非、母校へと足をお運びください。たくさんの卒業生のみなさんにお会いできることを心よりお待ちしております。